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多重債務事件における判例

CFJという会社は一般の市民にとってはあまりなじみのない名前と思われるが、いわゆるディックファイナンス・アイク・ユニマット(他いくつかある)のことである。CFJ(というのはシティ・フィナンシャル・ジャパンの略で)はシティバンクのサラ金部門だと思っていただければ間違いではない。
で、この会社、平成16年の証拠保全を始めとして、私に散々痛い目に遭わされたことから、ありとあらゆる理由で、闘っている業者であり、本件の判例は、私が使用している利息制限法の引き直し計算シートが、利息制限法引き直しの際には、1円未満の端数を切り捨てるのに対し、不当利得について生じる遅延損害金の5%計算には1円未満を四捨五入することにつき、法の下の平等に反するという大きな風呂敷を広げて闘ってきた業者で、過去に一度理屈もないのに、そう計算すると言い切った大阪高裁の裁判例があり、その事件は別の争点で上告したにもかかわらず最高裁が上告不受理にしたことで、この争点まで最高裁の判断があると言い出したことに対し、きっぱり否定した判例である。
最初はCFJの上告を大阪高裁が受理したため、「何をすんねん」と驚いたが蓋を開ければ、上告棄却でしかなく、かえって、本件が本争点に関する最も上級審の判断になっている。
なお、実際にこの争点で生じる不当利得の金額にはたいした違いはなく、借り主の利益に大きな影響は与えない反面、きちんと論証するのは結構難しいので、生半可な気持ちで、この計算シートは使わないで欲しい。雑な裁判で間違った判決を積み重ねられるのは願い下げである。
また、CFJに対する過払い請求はお任せ下さいとかいう広告が散見されるが、そんな雑な弁護士に依頼して喜ぶのはCFJだけである。少なくとも借り主の利益にはならないので、辞めた方がいい。





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